ナイフゲートバルブ

最も要求が厳しいプロセス環境においても、スラリー対応ナイフゲートバルブは流れを遮断します。このラバー製リングスリーブ構造のナイフゲートバルブは、保守メンテナンスのし易さを念頭に設計されています。skwの設計思想は、研磨性があり、腐食性が高いプロセスアプリケーション用に信頼性の高い製品を提供することで獲得したFLOWROX(フローロックス)の多年に渡る経験から生まれたものです。

FLOWROXナイフゲートバルブ

FLOWROXナイフゲートバルブは、摩耗性/腐食性のある過酷なスラリーの遮断に最適です。
ナイフゲートバルブ本体は、鋳鉄＋溶接構造とステンレス製のゲートで構成されております。
当社の先進的なシール構造は、ゴム製のリングスリーブが両面でナイフゲートに密着し、
きわめて高いシールを行うと同時に、開口状態（ナイフゲートが流路上に無い状態）でも
リングスリーブ同士が隙間を塞ぎ漏れは発生しない構造となっています。

ナイフゲートバルブ　動画

＜技術的特長＞

①グランドパッキンを使用しない二次シール方式を採用。

②開口時フルボアとなり、バルブ通過時の流体圧損が無い。

③流体・スラリーはバルブ本体の金属部分には接触しない。

④流体は湿式・乾式のいずれでも対応可能。

⑤リングスリーブの交換は容易に行える。

⑥フラッシングボートは全機種標準装備で、微量に推積する。

＜目的別タイプ＞

＜リングスリーブの役割＞

バルブが全閉状態の時、二つの向かい合うリングスリーブ（ゴム製）は、ゲートを双方向から挟み込むように密着します。バルブが全開状態の時、リングスリーブは互いにすきま無く密着します。このためゲートバルブが閉状態であれ、開状態であれ高いシール性を保持することが出来ます。