【新製品】電気⾃動⾞(EV)の製造⼯場で効率化を実現!エアー圧送式配管 洗浄機「ARASEN(アラセン)」を販売開始しました。

製品情報

当社はこの度、電気⾃動⾞(EV)の製造⼯場などで利⽤が⾒込まれるエアー圧送式配管洗浄機「ARASEN(アラセン)」(特許番号 第7021731号)の販売を開始しました。

ARASENは当社独⾃のエアー圧送⽅式を採⽤しており、圧縮した空気で少量の洗浄液を勢いよく押し出すことで洗浄効果を⾼めています。この独⾃⽅式により、洗浄液を流し続けて配管を洗う従来の⽅法と⽐べ、洗浄液の使⽤量を⼤幅に削減(約1/10)。電池、⾷品、医薬品、化粧品などの業界で、製造ラインの配管洗浄の効率化や環境負荷・コストの低減、多くの⼿間がかかっていた作業者の負担軽減を実現します。

【関連:新製品 連続脱泡機 D-RATについてはこちら】


開発経緯

当社は中期経営計画「GP2023」で、「CASE・医薬品・化粧品・建機・造船・官庁・環境」をキーワードに設定し、⾃社技術である流体制御技術を軸とした製品を開発することを⽬標に掲げています。

電池、⾷品、医薬品、化粧品などの製造ラインには、粉体などの材料を溶媒(⽔・薬品など)と混ぜてスラリーを作る⼯程があり、スラリーは配管を通して次の⼯程に送られます。スラリーが通る配管の洗浄が⼗分でないと、最終製品の品質低下につながります。特に、製品の試作ラインでは、様々な条件で試験を繰り返す必要があるため、頻繁に配管洗浄を実施しています。従来は⼤量の⽔や薬品を使って⼿作業で洗っていたため、時間・⼿間がかかり、廃液も多く発⽣していました。

廃液低減による環境負荷の低減や、作業者・コストの負担を減らすことを⽬標に、「洗浄」「流体」の技術に知⾒を持つ当社が開発したのがARASENです。洗浄に使⽤する液をいかに少なくできるか試験を繰り返し、約4年を経て開発した独⾃のエアー圧送⽅式により、上記課題をクリアする製品となっています。




【従来】
ポンプを使⽤し⼤流量の洗浄液を使⽤したり、エアをミキシングしたりする⼀般的な⽅式は、廃液が多く発⽣していました。

【ARASEN】
ARASENは、独⾃のエアー圧送⽅式を採⽤。配管の途中に少量の洗浄液を溜め、圧縮した空気で押し出すことで流速をアップさせ洗浄効果を⾼めています。また、環境負荷の低減に貢献できることも特徴です。洗浄液を流し続ける従来の⽅法の約1/10の洗浄液で、同等の洗浄⼒を発揮。廃棄物(廃液)の減少、環境負荷の低減につながります。また、配管洗浄に⼤きな⼿間がかかっていた作業者の負担軽減にも貢献します。




【ARASENについての動画はこちらからご覧頂けます】


■仕様
サイズ:縦560mm×横mm×奥⾏780mm ⾼さ1082mm 重量約200kg

1.型式「RWT-01M」
制御:⼿動でスイッチ切替
容量:洗浄液0.7L、廃液 30L
⽤⼒:エアー 0.4MPa
電源:不要

2.型式「RWT-01A」
制御:PLCとタッチパネル
容量:洗浄液10L、廃液30L
⽤⼒:エアー 0.4MPa
電源:AC200V
※移動が簡単で⼯場内の⽔回り配管にも使⽤可能。
※オプションで洗浄サイクルを任意に設定し、⽤途に合わせて⾃動化が可能。

【国際粉体⼯業展 東京2022出展のお知らせ】
当社は、2022年12⽉7〜9⽇に開催される「国際粉体⼯業展 東京2022」で、販売開始しましたエアー圧送式配管洗浄機「ARASEN(アラセン)」をご紹介します。ご来場の上、ぜひ当社ブースにお⽴ち寄り頂けますと幸いです。

イベント名:国際粉体⼯業展 東京2022
会期:2022年12⽉7⽇(⽔)〜9⽇(⾦) 9:30〜17:00
会場:東京ビッグサイト 東1・2・3ホール
当社ブース:東2ホール 2I-12
【来場登録はこちらから】

PAGE TOP