GP2023アクションAction for GP2023
01ビジネス領域
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1現状の業界・業種(450億円)
顧客のモノづくりプロセスを ⓪企画→①開発→②生産技術→③現場/設備→④保全→⑤再生/廃棄とした場合、リックスグループは③現場/設備や④保全の領域を主戦場としており、その領域を上流・下流へ広げることで既存市場における“深化”を目指しています。GP2023においては、様々なニーズに対応する複合型の提案で、上流である①開発と②生産技術を中心に領域を拡大していきます。
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2成長分野(50億円)
顧客キーワードに『CASE・医薬品・化粧品・建機・造船・官庁・環境』、開発キーワードに『水資源・水処理・脱炭素・再生可能エネルギー・SDGs』を設定し、自社技術である“流体制御技術”を軸として、官公庁向けや災害対策商品など、ESG・SDGsと連動した開発を推進していきます。
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3海外(500億円のうち70億円)
リックスグループは販売と製造の両面で国内事業会社と海外事業会社との協創により海外売上比率を拡大していきます。GP2023においては中国・アメリカの体制強化(機能拡充)、既設法人の拠点展開と基盤強化、製販及び現地パートナーとの協創、シナジーの実現を狙います。
02収益性
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1ビジネスモデルの変革とDX戦略の推進
データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、プロセス、組織、企業の文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立する為のDX戦略を推進していきます。
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2”協創”でオリジナル品を創出
“協創”を推進し、競争上の優位性をもつオリジナル品(自社製品・プライベートブランド商品)の拡販を推進していきます。
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3開発の見える化でオリジナル品比率を向上
開発にステージゲートプロセスの仕組みを導入し、見える化を推進することで、オリジナル品の開発を推進していきます。
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4既存事業とのシナジー効果を生むM&Aの促進
持続的な成長の為の戦略的なM&Aの仕組みを策定し、自社の既存事業とのシナジー効果を発揮することを目的としたM&Aを促進していきます。
03人材・組織
1ライフ・ワーク・バランスの充実
- 01残業の削減、テレワーク・WEB会議の推進、フレキシブルな勤務体制など、“New Normal”な働き方改革を推進していきます。
- 02既存のシステムを再構築し、ペーパーレス、キャッシュレスの実現、事務一元化、営業所レスなど事務改革を推進していきます。
2RIXing Action
人材の育成と定着 を実践できる
- 01人材開発の役割に特化した組織を新設します。
- 02ステージ毎に求められる人材像を定義し、計画的な研修・教育の仕組みづくりを行います。
- 03研修・教育のフィードバックを強化し、成果の見える化を行います。
(※1)RIXing Action:リックスの経営理念・行動指針・社風・歴史・ビジネスモデル等を表す総称であり、脈々と受継がれてきたもの
3社内外協創 を実現する組織の構築
- 01新事業・新製品を持続的に産み出す組織としてNB開発本部設立、産み出す場として新R&Dセンターの構想、計画、建設を行います。
- 02国内・海外の縦割りを打破するために、これを集約したグローバル営業本部を発足させ、これまで以上の密な連携を行います。
- 03リックスグループのシナジーを向上させるために、グループ経営を促進する為の部門を設置します。
(※2)協創:社内はもちろん、顧客、仕入先、大学、ベンチャー、国の機関などと”協”力してソリューションを”創”り上げること
04Stakeholder Relations
1CSV-Creating shared Value ビジネスを通じた社会貢献の実行
- 01社会と企業の双方が利益を得ることを目的としたリックスグループのサステナビリティ方針とその取り組みを開示します。
- 02リックスグループは国際社会が取り組んでいるSDGsに賛同し、事業活動を通じてSDGsが目指す持続可能な社会/世界の実現に向けて貢献します。
2ステークホルダーとのコミュニケーション活性化
- 01IR・広報の役割を担う組織を新設し、ステークホルダーに向けて、積極的な情報開示を行います。
- 02新市場区分の上場維持基準への適合に向けた計画書に基づき、現状の課題に対して具体的に取り組んでいきます。