中途入社社員インタビューinterview
NB開発本部 アクアイノベーション事業部 アクア技術・管理グループ
M.Sさん
※職種は取材当時のものです。
Q12021年に中途入社されましたが、前職ではどのようなお仕事をされていたんですか?
大学院を卒業後、釣り道具の製造メーカーに新卒入社し、技術者として勤務していました。品質管理の担当として、製品の不具合が発生した際の品質改善、開発部門と連携した新製品開発、検査基準の策定などを担っていました。
Q2大企業で勤務されてやりがいもあったと思いますが、なぜ転職を考えたんですか?また、最終的にリックスに中途入社を決めた理由も教えてください。
アクアイノベーション事業部は、アクア営業グループとアクア技術・管理グループの2グループで構成されています。その中で私はアクア技術・管理グループに所属しており、水処理案件の基礎試験、現場試験、水処理装置の設計検討、製作品の検査など様々な業務を担っています。
先程お話した水処理製品を単品販売するのではなく、様々な製品を組み合わせることで、お客様の課題を解決できるようなユニットや装置、システムを創り上げて提案しています。単品販売ではなくユニットや装置化して販売することにより、一回モノを売って終わりではなく、消耗品の定期販売やメンテンナンスなどでお客様と長くお付き合いができることが当社としてはメリットになります。
Q3現在所属しているアクアイノベーション事業部について教えてください。
水処理製品(機器やろ過膜など)の販売を行ったり、技術的な観点からサポートを行う部署です。世界的にもトップクラスに有名な海外製品を輸入して国内市場に広げていくことが、当グループの成り立ちになっています。ものづくりの際に水を扱う製造業がお客様になるので、食品・鉄鋼・自動車・化学などお客様となり得る対象はかなり幅広いですね。
リックスは、創業115年以上の歴史があるため、国内外の様々な仕入先様とお付き合いがあり、多種多様な選択肢の中から解決策を検討できることが、当グループとしても強みになっていますね。
Q4その部署でMさんはどんなお仕事を担われているのでしょうか?
アクアイノベーション事業部は、アクア営業グループとアクア技術・管理グループの2グループで構成されています。その中で私はアクア技術・管理グループに所属しており、水処理案件の基礎試験、現場試験、水処理装置の設計検討、製作品の検査など様々な業務を担っています。
先程お話した水処理製品を単品販売するのではなく、様々な製品を組み合わせることで、お客様の課題を解決できるようなユニットや装置、システムを創り上げて提案しています。単品販売ではなくユニットや装置化して販売することにより、一回モノを売って終わりではなく、消耗品の定期販売やメンテンナンスなどでお客様と長くお付き合いができることが当社としてはメリットになります。
Q5前職のご経験は今のお仕事にも生きていそうですね。
そうですね。大学・大学院では化学を学び、前職では機械系、電気系をやってきた経験が生かせています。今の仕事で扱っている水処理装置は、化学、機械、電気の要素が全て絡んできます。動力で装置を動かすので電気の知識がいりますし、液体を通す配管は機械系、水処理自体は化学です。その一連がざっくりでもわかるというのは、学生時代や前職時代の積み重ねが生きています。
Q6逆にリックスに入社して身についた、身につきそうなことはなんでしょうか?
自分が設計した水処理の装置やユニットは、お客様のコストの範囲内に収まっているか、そしてリックスにどれだけ利益をもたらせるのかなど、数字の部分はリックスに入社して意識ができるようになってきました。
前職時代は、最終ユーザーと関わることがなく、より良い品質にするためにはいくらお金をかけてでも!という考えでした。今は、お客様に応じて様々な選択肢をもっておくという意識を常に念頭に置き、より良いものをどれだけコストを抑えて提供できるか、なおかつリックスにどれだけ利益をもたらせるかを意識しています。
Q7様々な理由があって転職されましたが、リックスに入社して改善できていますか?
改善できていますね。中途入社だと社会人経験がある程度あるので、自分の中で「こういう仕事、働き方が良い」という考えが、なんとなくでもあると思います。
リックスでは比較的、自由度を持って活動させてもらえますし、化学系、開発系の仕事にも携われています。「こういう目的でこれがやりたいと」、しっかり背景や意見を持っていれば挑戦させてもらえる風土がリックスにはあると思いますね。
Q8前職と比較してリックスの社風や雰囲気はどうですか?
私が所属するNB開発本部では、みんなが自由に、かつ、やる気があって、楽しそうに和気あいあいと取り組んでいるように感じます。NB開発本部は2021年に創設されたばかりのまだまだ新しい部署です。社員みんなで協業しながら事業を大きくしていこうという姿勢がとてもよく見られます。以前勤めていた会社は規模が大きかったため、「部署ごとでそれぞれ」という感じがありましたが、リックスでは「一致団結」の意識が強いです。
また、NB開発本部は中途社員が多いので外様感のようなものもなく、入社初日は終電近くまで歓迎会をしてもらいました(笑)上司や先輩からは『中途入社だと会社によっては気を遣うところもあるかもしれないけど、リックスでは全くそういう心配はしなくていい』と言っていただけ、それはすごくありがたかったです。
Q9リックスでは仕事とプライベートが両立できていますか?
もちろん、どんな仕事でも忙しくて大変さもありますが、私はメリハリをつけて、「ライフ・ワーク・バランス」を重要視するようにしています。趣味に時間を費やしたい時は有休を取得し、その分、平日は一生懸命働いて、自分の中でバランスよくメリハリをつけることを意識しています。
Q10ご自身の今後のキャリア像やビジョンについて教えてください。
将来的に、自分の製品を開発したいという思いが強くあります。現状としては、メーカーの製品を単品で売ることがほとんどです。装置やユニットしたものの販売もありますが、その場合は協力会社での設計・製作したものをリックスから販売するパターンが多いです。
そのため、今後としては、自社内での設計や自社製品の開発を増やすことで、メーカーとしての役割を強化したいと考えています。特に、自社製品の開発にも力を入れているので、これまででは解決できなかったような顧客・社会課題に対して、解決策を提案できるような製品を自分で一から作り上げたいですね。
Q11どのような人に入社して頂きたいですか?
自主的に考えて動ける方だと、リックスはとてもマッチすると思いますし、逆にそうでない人には辛いと思います。やりたいことがある人にはどんどん挑戦させてくれますし、自分の力もついてくるし、仕事をしていて楽しいです。
あとは、何かに取り組む際、一緒に考えてくれる人が良いです。その考えが合っている、合っていないではなく、一緒に思考してくれると嬉しいですね。様々な選択肢の中から一緒に考えて選んでくれる方は大歓迎です。一緒に責任を持って、まだ立ち上がったばかりのリックスの水分野の開発機能を強化させていきましょう。