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社員インタビュー

NB開発本部 アクアイノベーション事業部 M.S※職種は取材当時のものです。

技術部門として、
試験結果というファクトを添えて
お客様の信頼を高めたい。

「お客様の水処理関連の課題を解決する装置・システムを提案する部署です」

インタビュアー:リックスに入社を決めた理由を教えてください。

私は新卒でメーカーに入社し、約5年間勤務して、中途でリックスに入社しました。前職では機械や電気がメインの仕事でしたが、大学・大学院では化学を専攻していたこともあり、化学に関わることがしたいと考え、転職活動を始めました。そこで目に留まったのがリックスです。募集が水分野の部署で化学に携われそうだったこと、やりたいことに挑戦させてくれそうな環境だなと感じてリックスへの入社を決めました。

インタビュアー:現在所属するアクアイノベーション事業部はどんな部署ですか

水処理製品(機器やろ過膜など)の販売を行ったり、技術的な観点からサポートを行う部署です。世界的にもトップクラスに有名な海外製品を輸入して国内市場に広げていくことが、当グループの成り立ちになっています。ものづくりの際に水を扱う製造業がお客様になるので、食品・鉄鋼・自動車・化学などお客様となり得る対象はかなり幅広いですね。

そもそも水処理とは、元の水に殺菌やろ過など何らかの処理をして目的の水にすることです。基本的には元の水から何かしらを取り除くことがメインになります。ごみ・泥・微生物・イオンなどお客様ごとの取り除きたいものによって、提案する製品を変えています。

リックスは、創業115年以上の歴史があるため、国内外の様々な仕入先様とお付き合いがあり、多種多様な選択肢の中から解決策を検討できることが、当グループとしても強みになっていますね。

インタビュアー:その中でMさんはどのようなお仕事を担われているのでしょうか?

アクアイノベーション事業部は、アクア営業グループとアクア技術・管理グループの2グループで構成されています。その中で私はアクア技術・管理グループに所属しており、水処理案件の基礎試験、現場試験、水処理装置の設計検討、製作品の検査など様々な業務を担っています。

先程お話した水処理製品を単品販売するのではなく、様々な製品を組み合わせることで、お客様の課題を解決できるようなユニットや装置、システムを創り上げて提案しています。単品販売ではなくユニットや装置化して販売することにより、一回モノを売って終わりではなく、消耗品の定期販売やメンテンナンスなどでお客様と長くお付き合いができることが当社としてはメリットになります。

「技術部門として試験結果というファクトを添えて顧客の信頼を高めたい」

インタビュアー:1日の仕事の流れについて教えてください。

時期によって違いますが、私は「試験を行う日」と「デスクワークをする日」を分けています。試験を行う日は、お客様から対象となる液体をもらってきて、ろ過試験を行い、結果としてどんな物質が取り除かれたかを顕微鏡で確認するなどしています。最近では分析装置もよく使いますね。

一方、デスクワークの日は、お客様や仕入先様とメールでのやり取りや、試験結果のまとめ、報告書作成、仕様書の設計作成などを行っています。

インタビュアー:どのような時に仕事の難しさ、やりがい・楽しさを感じますか?

難しさにもやりがいにも感じるのは、お客様の課題を解決するための最適解を考えることです。例えば「この水を殺菌したい」というお客様がいた場合、殺菌方法だけでも紫外線、カルキなど様々あります。また、殺菌という観点だけでなく、お客様の予算や工場の環境も理解して、どれがベストな方法なのかを探っていくようにしています。

また、試験を行う前の条件を決めることも、大変ですが楽しいですよ。私が所属する部署では、自社内で試験を実施してその試験結果をもとにお客様に提案・販売することを重要視しています。大変なことなので、水処理メーカーでもそこまで対応しているところは少なくなっていますが、お客様が安心して設備を導入してもらえるようにと考えています。そもそもリックスは長年の歴史でお客様との信頼関係を培えています。そこに、試験結果というファクトを添えることでさらにお客様からの信頼を高めていきたいですね。

「まだまだ発展途中であるリックスの開発分野を一緒に充実させましょう」

インタビュアー:リックスの社風や部署内の雰囲気についてはいかがでしょうか?

私が所属するNB開発本部では、みんなが自由に、かつ、やる気があって、楽しそうに和気あいあいと取り組んでいるように感じます。NB開発本部は2021年に創設されたばかりのまだまだ新しい部署です。社員みんなで協業しながら事業を大きくしていこうという姿勢がとてもよく見られます。以前勤めていた会社は規模が大きかったため、「部署ごとでそれぞれ」という感じがありましたが、リックスでは「一致団結」の意識が強いです。

また、上司や先輩は、わからないことを聞けば親身になって答えてくれますし、筋が通っていれば自分が発案した仕事にも自由に取り組ませてくれます。ただ、それに対して全く放置でもなく、時折、助言もくださるなど、しっかり見てくれながら挑戦させてもらえていると感じています。

インタビュアー:お仕事は大変だと思いますが、プライベートではどのようにリフレッシュしていますか?

プライベートでは、釣りに行ったり、音楽ライブ・フェスに行ったりしますね。釣りは、鶴見川や多摩川付近で、海と川の間の汽水域で釣りをするのが好きです。最近は全然釣れないのが悩みですけど(笑) 音楽のライブやフェスは奥さんと行くことが多いですね。昔から好きなのはポルノグラフィティで、エレファントカシマシやサンボマスターも良く聞きます。

もちろん、どんな仕事でも忙しくて大変さもありますが、私はメリハリをつけて、「ライフ・ワーク・バランス」を重要視するようにしています。趣味に時間を費やしたい時は有休を取得し、その分、平日は一生懸命働いて、自分の中でバランスよくメリハリをつけることを意識しています。

インタビュアー:ご自身の将来像やビジョンについて教えてください

将来的に、自分の製品を開発したいという思いが強くあります。現状としては、メーカーの製品を単品で売ることがほとんどです。装置やユニットしたものの販売もありますが、その場合は協力会社での設計・製作したものをリックスから販売するパターンが多いです。

そのため、今後としては、自社内での設計や自社製品の開発を増やすことで、メーカーとしての役割を強化したいと考えています。特に、自社製品の開発にも力を入れているので、これまででは解決できなかったような顧客・社会課題に対して、解決策を提案できるような製品を自分で一から作り上げたいですね。

インタビュアー:最後に、学生へのメッセージをお願いします。

自主的に考えて動ける方だと、リックスはとてもマッチすると思いますし、逆にそうでない人には辛いと思います。やりたいことがある人にはどんどん挑戦させてくれますし、自分の力もついてくるし、仕事をしていて楽しいです。

あとは、何かに取り組む際、一緒に考えてくれる人が良いです。その考えが合っている、合っていないではなく、一緒に思考してくれると嬉しいですね。様々な選択肢の中から一緒に考えて選んでくれる方は大歓迎です。一緒に責任を持って、まだ立ち上がったばかりのリックスの水分野の開発機能を強化させていきましょう。

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