INTERVIEWS

社員インタビュー

海外営業部 輸入グループ 劉 岸新

自分が外国人という意識はなくすこと
外国人という認識を
同じ会社の仲間という認識に転換する

大学の就職課からの電話がきっかけでした

インタビュアー:リックス入社を決めた理由を教えて下さい。

私は正直な話、最初は日本で働くつもりはありませんでした。
就職活動をせずに中国に帰るつもりだったのですが、ある日、大学の就職課から電話があり「リックス」という会社が募集していますよ、と教えてくださり興味を持って受けてみました。

そこでいろいろな機械部品を扱っているメーカー商社の販売の仕事ということを聞き日本で商学、中国の大学では機械を少し学んだこともあり、何かやりがいがありそうだなと思ったことが入社を決めた理由です。
自分が今まで経験したものと合いそうで働きがいがあるのではと思いました。

インタビュアー:面接はどうでしたか?

面接では学校の専門のことを聞かれました。
他にリックスのメーカー商社という言葉に対してどのように理解されていますか?と聞かれました。
大学院で商学を学んでいましたので、学校で習った知識をそのまま話しました。
2003年当時はリックスが社内に海外展開の事務所を立ち上げてまだ1年も経っていませんでしたが、面接の中でリックスは海外展開しようと考えているということを聞きました。
海外事業部に入るなら中国語と日本語ができるので、架け橋みたいな仕事ができるのではと思いました。

製鉄所で製鉄する時に使う製鋼副資材の輸入を担当しています。

インタビュアー:どんなお仕事をされていますか?

製鉄所で製鉄する時に使う製鋼副資材の輸入をしています。
簡単に例えると料理をする時の調味料みたいなものです。
具体的には加炭材とか鉱石等の輸入を担当しています。

高炉メーカーと電気炉メーカーでは、製鉄の方法が違います。
前者は鉄鉱石から鉄を作る、後者はスクラップから鉄を作る。
電気炉メーカーがスクラップを溶かすのに黒鉛電極という商品を使います。
これに一番力を入れています。

この黒鉛電極は輸入品で中国製です。
中国製であっても日本製と比べて性能は劣らず価格が安いのでメリットを出せます。
1〜2年間取り組んできて徐々に業績を上げてきています。

副原料、副資材系で日本の製鉄所で使われているのは実はほとんど中国製です。
ただ、副資材は製造する時に高温での熱処理が必要なために、なかなか他の国では作れず、日本や欧米で作ると費用がかかります。
中国も環境規制が厳しくなってきてはいますが、まだまだメリットを出すことができると思っています。

自分の母国語を活かして活躍ができる

インタビュアー:リックスで働く魅力を教えてください。

2、3年前に中国メーカーの商品で製鋼副資材である加炭材という商品があるのですが、これを使っているお客様に同じメーカーの他の商品である炭素分が99%で100%近い高純度加炭材を提案したことがあります。
これを実際に持ってきて使っていただくと、ものすごく評判が良かった。
こんないいものがあるの?という反応だったんです。
歩留まりが上がるし、コストも下がるというメリットがあるものでした。

このように、たまたまではありますが最初の目的の製品を売ることよりも、他の製品を売ったほうが良かった例があります。
いろいろ製品を探して何らかの面白い製品をお客様に提案する、結果としてお客様の業績が上がり、我々の業績も上がると非常に嬉しいものです。
そういうところがやりがいであり、魅力だと思っています。

黒鉛電極は熱と電気を使うものばかりなのでエネルギーをたくさん使い、環境にあまり優しくない商品です。
中国でも環境規制が厳しくなってきていますが、黒鉛電極を作れるのは東南アジア近辺では中国しかありません。
中国のメーカーと日本のお客様は直接コミュニケーションをとるのが難しいので、そこは我々がやるしかないぞというところです。
そこが本当に我々の仕事で一番重要なところですが、自分の母国語を活かして活躍できることがこの仕事をして満足を感じる点ですね。

中国の発展のスピードは速い。予測不足でプロジェクトが終了してしまいました。

インタビュアー:苦労したことを教えてください。

苦労したことはいろいろあります。
その中で一つ申し上げますと、輸出で苦労した案件がありまして、ロッキーブランドで鉄板に穴を開けるロッキーパンチャーというものがあるんです。
油圧で押し付けて穴を開ける設備なんですが、これを中国で販売しようと一時期考えていたのですが、なかなか上手くいかなかったんです。

中国のお客様に聞いてみたところ、「油圧で穴を開ける装置は時代遅れですよ。」と言われてしまったんです。
鉄板に穴を開ける設備としては、他には電動式で穴を開けるものがあります。
私が中国に行った時は、すでに電動式で穴を開ける日本の製品が主流になっていました。
ロッキーパンチャーは電動でやるものと比較して価格の優位性があまりなかったので、他に中国のメーカーを探して安価にできないかと検討したのですが、品質で劣っていました。
ロッキーパンチャーは日本では相当売れていて、台湾にも輸出していたのですが、中国では4〜5台ぐらいしか売れなくてプロジェクトが終了になってしまいました。

中国は発展途上国とは言われているのですが、工場内で使うロボットは先進的なものが多いですね。
日本と同じステップで発展していくと予測していたら、中国の発展は飛び越えるんですよ。
階段の何段先も行くわけです。
これが予測不足でした。
市場調査不足という面があったかもしれませんが、これが一番仕事で苦労した点ですね。

また、中国は営業マンが多いのですが、日本人は1人で10人分ぐらいの仕事ができる、中国人は1人で1人分の仕事だけど、人数がいるので、結局最後は人数の勝負になります。
輸入業はとにかくいろんな営業先を回ります。
一人で回るには限界がありますが、お客様との毎日のコミュニケーションとリックスの仲間に助けられています。

まず自分が外国人という意識はなくすこと

インタビュアー:昇進とか心構えについて教えてください

基本的に当社は外国人の従業員に対しても一律日本人と同じ待遇です。
やりがいがある仕事と自分の努力次第で管理職にもなれるという意味では良い会社だと思います。

日本の会社で働く時に気をつけてもらいたいことは、日本の会社に入ってまず自分が外国人という意識はなくすことです。
同じ会社で働くわけですから、仲間とよくコミュニケーションをとって、外国人という認識を同じ会社の仲間という認識に転換したほうがいいです。

仲間という認識でないと、会社で働くのはキツイと思います。
そういう認識に転換したほうが仕事もうまくいくし、コミュニケーションもスムーズにいきますね。

将来はこの会社でどのポジションにいきたいのか?を考えてください

インタビュアー:学生へのアドバイスをお願いします。

就職活動する時はまずどんな会社か十分に調べて、自分の専門と性格に合うような仕事かどうかをよく考えた上で面接に望んで欲しいです。

この会社に入って自分に合うか?入ったら自分がどういうふうにしたいのか?将来はこの会社でどのポジションにいきたいのか?まず少しでも考えたほうがいいです。

私の場合は、30代前半で、辞めるなら最初から入社しないという意気込みで臨みました。
最初は中国に帰って職を探すつもりだったのですが、幸い日本でリックスに縁があって入社しました。
面接でいろいろ話しているうちにはっきり言えないですけど何か惹かれていました。
ある意味では「勘」というのが重要だと思います。

私はこの会社に入って仲間と一緒に仕事をやらせていただく中で、信頼関係、仲間関係を築くことができました。
どんな会社なのか?わからないことがあったらどんどん質問して、自分に合う会社かどうかをよく考えてください。
自分に合いそうでしたら、外国人という意識はなくして、外国人という認識を同じ会社の仲間という認識に転換してくださいね。

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